カツオ 「・・・こんな事冗談で言えるわけ無いだろ」
中島 「昨日だって元気だったじゃないか!」
カツオ 「事故だよ・・・転んだ拍子にテーブルの角に頭をぶつけたらしい」
中島 「そんな、あのしっかり者のワカメちゃんが・・・」
カツオ 「そういう訳だから、しばらく遊べそうもないんだ。ごめんな」
中島 「磯野・・・」
「磯野ー!野球しy・・えぇ!ワカメちゃんが死んだ!?」
006 名前:
カツオ 「うん、事情を話して帰ってもらったよ」
フネ 「ワカメー!ワカメー!」
波平 「ほら、母さん落ち着きなさい」
フネ 「だってアナタ!ワカメが!ワカメが・・・!」
波平 「わかっておる・・・とにかく落ち着きなさい」
波平 「カツオ、母さんを寝室に連れて行ってくれ」
カツオ 「うん・・・わかった」
012 名前:
波平 「・・・」
カツオ 「父さん!」
波平 「おぉ、カツオか。母さんの様子はどうだ?」
カツオ 「今は泣きつかれて眠ってるよ」
波平 「そうか」
波平 「ワシはまだ信じられんよ・・ワカメがあんなことで死んだなんて」
カツオ 「でも姉さんとタラちゃんが転んだところを見てたそうじゃないか」
波平 「そうじゃな・・・」
ガラッ
タラ 「カツオ兄ちゃーん。御本読んでくださいー」
015 名前:
タラ 「・・・分かったですー」
波平 「救いはその二人が塞ぎ込んでいないという事じゃな」
カツオ 「そうだね・・・二人が一番ショックだったはずなのに」
波平 「ワシらもしっかりして母さんを支えなくちゃならんな」
カツオ 「うん・・・」
マスオ 「ただいまー」
タラ 「パパ帰ってきたですー」
016 名前:
017 名前:
マスオ 「ただいま、ごめんね。こんな時に仕事で・・」
波平 「マスオくんが気に病むことは無い。むしろワシが不甲斐ないくらいじゃ・・」
マスオ 「そんな!お父さんはお母さんの事だけを考えていてください。家計は僕がなんとかしますから」
波平 「すまん・・マスオくん。すまん・・・!」
サザエ 「みんなー!ごはんできたわよー」
019 名前:
タラ 「わーい、お鍋ですー」
マスオ 「おいおい、サザエ。こんな時に鍋なんて・・」
サザエ 「なに言ってるのよ。こんな時だからたっぷり栄養あるもの食べて元気ださなきゃ」
波平 「・・そうじゃな。頂こうか」
サザエ 「母さんにはあとでおかゆを持っていくわ」
021 名前:
サザエ 「・・あなた。・・・あなた」
マスオ 「ぐぅーぐぅー」
サザエ 「・・・寝てるわね」
タラ 「寝てるですー」
023 名前:
波平 「・・どう言う事だい?マスオくん」
マスオ 「ですから、会社を辞めると言ったんです」
波平 「しかし昨日言ったことは・・・」
マスオ 「よく考えたんですが、みんなが心配だから僕も家に居ることにしました」
マスオ 「心配しないでください。貯えはあります。しばらくは生活できますよ」
波平 「・・・君がそういうなら反対はせんよ。スマン、面倒をかけるな」
マスオ 「気にしないでくださいよ。お父さん」
ガラッ
カツオ 「父さんマスオさん、おはよう」
027 名前:
カツオ 「いくら僕でもこんな時に、いつまでも寝ていられないよ。・・母さんは?」
波平 「まだ、寝込んでおるよ。それとカツオ、マスオくんもしばらく家に居るそうじゃ」
カツオ 「えぇ?」
マスオ 「よく考えたんだけど、今は家に居てみんなを支えることが大事だと思ってね」
カツオ 「・・そうなんだ」
学校
カツオ 「・・・って事になったよ」
中島 「じゃあ磯野以外は、みんな家に居るんだ」
030 名前:
中島 「・・・」
ピンポーンパンポーン
『皆さん、これより全校集会を行います。体育館まで集合してください』
中島 「・・なんだろ?」
カツオ 「ワカメのことだよ。さっき先生から聞いた・・・」
中島 「・・・行こうぜ。磯野」
カツオ 「・・・」
中島 「磯野」
カツオ 「・・ああ」
そして体育館でワカメの死が生徒に発表された
カツオ 「みんな泣いてたな」
中島 「え?」
カツオ 「下級生から上級生までみんな泣いてた」
中島 「ああ、そうだな」
カツオ 「やっぱりワカメは自慢の妹だ・・・」
中島 「・・磯野・・・」
カツオ 「俺も立派な兄にならなきゃな」
中島 「そうだよ、それでこそ磯野だ!」
カツオ 「じゃあ僕は帰って家の事手伝うよ。姉さん一人じゃ心配だからね」
中島 「ああ、また明日な!」
033 名前:
フネ 「おや、お帰り。早かったのね」
カツオ 「か、母さん!起きて大丈夫なの!?」
フネ 「もう大丈夫だよ。いつまでも寝ているわけには行かないからね」
カツオ 「で、でも・・」
フネ 「大丈夫だから、心配要らないよ」
カツオ 「う、うん、でも無理はしないでね」
フネ 「はいはい」
034 名前:
カツオ 「と、父さん。母さんが」
波平 「母さんがどうかしたのか?」
カツオ 「どうかしたかじゃないよ。大丈夫なの?」
波平 「元気になったんだ。それでいいじゃないか」
カツオ 「でも・・!」
波平 「・・・宿題があるんじゃないのか?部屋で勉強していなさい」
カツオ 「こんな時に勉強なんて!」
波平 「いいから行きなさい!」
カツオ 「!!!」
039 名前:
カツオ 「どうしちゃったんだよ・・・みんなおかしいよ」
カツオ 「やっぱりワカメのことがショックで・・・」
グー
カツオ 「お腹すいたな。台所におやつあるかな」
ガサガサ
カツオ 「・・・なんにもないや。そうだよな、あれから買い物なんてして無いし」
カツオ 「・・・あれ?あのモツ鍋、材料どうしたのかな」
044 名前:
カツオ 「イテッ、なんでこんな所にポリバケツが。・・・かなり重いな何が入ってるんだろう?」
パカッ
カツオ 「うっ!な、なんだこれ!なにかの・・・内臓?こんなに大量に・・」
サザエ 「・・・なにしてるの?」
048 名前:
サザエ 「ああ、お肉屋さんでモツが安かったからいっぱい買ったのよ。おいしそうでしょ?」
カツオ 「お、おかしいよ!だってあれからみんな家から出てないじゃないか!
サザエ 「あぁ、そういえばそうだったわね。」
カツオ 「・・・姉さん?」
052 名前:
ガシッ
カツオ 「う!父さん!?マスオさん?!は、離してよ!」
マスオ 「ごめんね、カツオくん。ちょっと痛いけど、すぐ楽になるからね」
波平 「左様」
カツオ 「う、うわあぁぁっぁあ!!!」
066 名前:
さぶ 「ちわー、三河屋でーす」
サザエ 「あら、さぶちゃん。どうしたの?」
さぶ 「どうしたのって、いつものお届けじゃないですか。・・・なにやってるんです?」
サザエ 「カツオがイタズラしてね、いまお仕置きしてる所なのよ」
さぶ 「えーと、3人がかりはいくらなんでもやり過ぎじゃないですか?」
カツオ 「さ、さぶちゃん!助けて!みんなおかしいんだ、殺されちゃう!」
さぶ 「え?どうこt」
ドスッ
カツオ 「さ、さぶちゃん!!!」
フネ 「まったく手間かけさせるんじゃないよ」
サザエ 「ごめーん。かぎ掛け忘れてたわ」
サザエ 「さて、と」
カツオ 「うわぁぁぁ!」
バッ!ダダダダダッ
サザエ 「あら、逃げちゃったわ。ダメじゃないちゃんと掴んでなきゃ」
マスオ 「いやーごめんごめん」
波平 「面目ない」
タラ 「失敗したですかー?」
083 名前:
タラ 「まぁいいですよー。カツオ兄ちゃんが逃げるところなんて限られていますー」
ドンドンドン!
カツオ 「伊佐坂先生ー!助けてください!伊佐坂先生ー!」
難物 「おや、カツオ君どうしたんだい?」
カツオ 「助けてください!あ、あの家のみんながおかしくて!」
難物 「ハハハ、さてはまたイタズラをしたな。まぁ上がりなさい、しばらく匿ってあげるよ」
カツオ 「あ、ありがとうございます」
084 名前:
カツオ殴る話しあったな
結局ただのなぞなぞでサザエの深読みだったって言う話
091 名前:
難物 「おや?ハチが吼えるなんて珍しいな」
ピンポーン
難物 「はーい?」
カツオ 「だ、ダメだ出ちゃ!」
難物 「大丈夫、カツオ君がここに居ることは言わないよ。奥に甚六がいるから一緒に遊んでなさい」
カツオ 「あ・・・」
ガチャ
難物 「やぁ、磯野さん」
097 名前:
難物 「さぁ?来ていませんが」
ウゥー!ウゥー
難物 「こら!ハチお隣の磯野さんだぞ!いつも来ているじゃないか」
ウゥー!ウゥー!
波平 「そうですか・・・そうだ、これから家で碁でもどうですか?」
難物 「おお、いいですなー。ではお邪魔させてもらいましょう」
カツオ 「伊佐坂先生、父さんと一緒に出て行ったけど大丈夫かな・・・」
甚六 「どうしたんだい?カツオ君さっきから顔が真っ青だよ」
カツオ 「な、なんでもないです。そ、そういえば、軽さんとうきえさんはどうしたんですか?」
甚六 「ちょっと用事で出かけてるよ。帰りは遅くなるらしいけど。」
カツオ 「そ、そうですか」
甚六 「?」
甚六 「またハチが吼えてるなー」
ガチャ
カツオ 「!!!」
甚六 「ん?親父帰ってきたのか?ちょっと待っててねカツオ君」
甚六 「おかえり」
難物 「ああ、ただいま」
ガウッ!ガウッ
甚六 「ハチの奴どうしたんだ?親父にまで吼えるなんて」
難物 「さてな、ところでカツオ君はまだ居るかい?」
甚六 「ああ、部屋に居るよ」
難物 「みんなもう怒ってないから帰るように言ってくるよ」
難物 「カツオくん」
甚六 「あれ?居ない。さっきまで居たのにな」
難物 「・・・逃げられたか」
甚六 「え?・・・親父?」
カツオ 「ハァッ!ハァッ!」
カツオ 「父さんと同じ用にハチが吼えていた・・・きっと伊佐坂先生も・・・」
カツオ 「どうすればいいんだ・・」
花沢 「あら?磯野君じゃない」
123 名前:
花沢不動産
花沢 「はい、お茶。落ち着くわよ」
カツオ 「・・ありがとう」
花沢 「一体どうしたの?今の磯野君普通じゃないよ?」
カツオ 「・・・」
花沢 「まぁ話したくないならいいわよ、でもあたしはいつも磯野君の味方だからね!」
カツオ 「花沢さん・・・」
ピンポーン
カツオ ビクッ!
花沢 「磯野君?・・・大丈夫よ。なにが来てもあたしが追い返してやるわ」
133 名前:
サザエ 「こんにちは、花沢さん。ここにカツオ来てないかしら?」
花沢 「・・・」
サザエ 「花沢さん?」
花沢 「・・・来てません。お引取りください」
サザエ 「あら?おかしいわね。だってそれカツオの靴よね?」
花沢 !!!
サザエ 「隠すとためにならないわよ」
花沢 「来てないったら来てません!帰ってください!」
ドスッ
花沢 「え・・・」
カツオ 「姉さん!」
サザエ 「さぁ、一緒に帰りましょう?」
カツオ 「い、いやだ!・・・花沢さんは?花沢さんはどうしたんだ!?」
サザエ 「ちゃんと忠告したのよ?隠すと為にならないって。なのに言うこと聞かないから・・・」
カツオ 「う、嘘だ・・・・うわぁああああああああ!!!」
サザエ 「さあ、帰るわよ」
カツオ 「来るな!!!来るなぁ!!!」
154 名前:
163 名前:
169 名前:
被害者増えただけじゃねえか。
ちゃんと落ちるまで書いてくれ
177 名前:
花沢 「磯野君!逃げて!」
サザエ 「なっ、こいつ!離しなさい!」
カツオ 「花沢さん!」
花沢 「早く!早く逃げるのよ!」
カツオ 「でも、花沢さんが!」
花沢 「私の事はいいから!早く!」
カツオ 「・・・花沢さん!ゴメン!」
サザエ 「死にぞこないが!」
バキッ
花沢 「アグッ!」
タラ 「またまた、失敗ですかー。これは方法を変える必要があるですー」
花沢 「タラ・・・ちゃん・・・?」
193 名前:
花沢 「なに・・・を・・・」
タラ 「カツオ兄ちゃんに気がある事はみんな知ってるですよー」
花沢 「・・・ゴフッ・・・ゴブッ」
タラ 「・・・もう駄目ですねーじゃあ最後に頑張ったご褒美に良いこと教えてあげるですー」
タラ 「カツオ兄ちゃんは花沢さんに言い寄られて・・・迷惑してたですよー」
花沢 ・・・
タラ 「死んじゃいましたー。最後の言葉聞こえたですかねー」
204 名前:
フグ田サザエ 川村女子短大中退
フグ田マスオ 早稲田大商→海山商事
フグ田タラオ かもめ第三小学校→海城中→海城高→明治大経営→フリーター
磯野カツオ かもめ第三小学校→区立中→都立高→花沢不動産
磯野ワカメ かもめ第三小学校→区立中→都立高→北里大看護→北里大学病院
磯野波平 尋常小学校→丁稚奉公→リーマン
磯野フネ 日本女子大
波野ノリスケ 東京大法→講談社
波野タイコ 立教大経済
波野イクラ 慶應義塾幼稚舎→慶應義塾普通部→慶應義塾高→慶應義塾大経済→ヒモ
カツオ担任 東京教育大
中島 かもめ第三小学校→区立中→國學院久我山高→法政大→広島→ドジャース→ロッキーズ
橋本 かもめ第三小学校→区立中→都立高→フリーター
西原 かもめ第三小学校→開成中→開成高→東京工業大→富士通
花沢花子 かもめ第三小学校→区立中→都立高→明海大不動産→花沢不動産
カオリちゃん かもめ第三小学校→区立中→都立高→青山学院大法→丸の内OL
早川さん かもめ第三小学校→区立中→都立戸山高→慶應義塾大経済→JETRO職員→衆院議員
堀川君 かもめ第三小学校→区立中→日大鶴ヶ丘高→日本大法→世田谷区役所
ミユキちゃん かもめ第三小学校→区立中→都立高→美容専門学校→美容師
リカちゃん かもめ第三小学校→桜蔭中→桜蔭高→ケンブリッジ大→国連職員
伊佐坂難物 早稲田大第一文中退→作家
伊佐坂お軽 日本女子大
伊佐坂甚六 早稲田大理工(五浪)
伊佐坂ウキエ 東京理科大理工→NEC
穴子 京都大法→海山商事
部長 早稲田大政経→海山商事
三河屋店主 東京商科大
サブちゃん 一橋大法→サントリー→三河屋
211 名前:
タラ 「これだけ損傷が酷いと、『変える』事もできないですー」
タラ 「家族が帰ってきたら、そいつらも始末するですー」
サザエ 「そんな事したら大事にならない?」
タラ 「大丈夫ですー。会社の経営不振による一家心中ということにするですー」
サザエ 「わかったわ」
214 名前:
220 名前:
245 名前:
253 名前:
???2 「ん?」
???1 「花沢不動産で一家心中です」
???2 「今のご時勢よくある話だろ。残業明けで眠いんだ、静かにしてくれ」
???1 「それが経営は順調そのもので、心中する理由が見当たりません」
???2 「ふむ・・・」
???3 「お待たせしましたー、夕飯買って来ましたよー」
???1 「遅いわよ!コンビニ行くのに何分掛かってるの?」
???3 「す、すいません・・・」
???2 「・・・二人とも、夕飯はお預けだ。行くぞ」
261 名前:
カツオ 「・・・交番だ!警察の人なら何とかしてくれるかも」
カツオ 「すいません!」
両津 「ああん?なんだー?ワシは今忙しいんだが」
カツオ 「あ、あの家族が変なんです。みんなおかしくて、それがどんどん広がって!」
両津 「ハイハイ、もうすぐ夜だぞ。遊びはほどほどにして帰りな」
カツオ 「遊びなんかじゃ・・・!・・・わかりました」
カツオ 「そうだよな・・・こんな話信じてくれるわけないよな・・・」
271 名前:
カツオ 「そうだ、ノリスケ叔父さんのところに・・・」
カツオ 「・・・だめだ。巻き込むわけには行かない」
カツオ 「・・・」
中島 「磯野?」
274 名前:
中島 「磯野!探したんだぞ!突然居なくなったって電話があって」
カツオ 「電話?誰から?」
中島 「お姉さんだよ。心配してたみたいだぞ?」
カツオ 「・・・そう」
中島 「おい!どこに行くんだよ!」
カツオ 「さぁ、な。でもここには居られない」
中島 「・・・なにがあったんだ?話してくれよ」
カツオ 「だめだ。中島まで巻き込むわけにはいかない」
中島 「そんな・・!僕達親友だろ!」
カツオ 「とても信じられるような話じゃないよ」
中島 「信じる!」
カツオ 「中島・・・」
276 名前:
カツオ 「信じてくれるのか?」
中島 「当たり前だろ!」
カツオ 「中島・・・ありがとう・・・」
中島 「これからどうするんだ?磯野」
カツオ 「もう、この街には居られないよ。朝一の電車で町を離れるつもりだ」
中島 「始発までまだ時間があるぞ。それまで身を隠さなきゃ」
カツオ 「・・・そうだな」
中島 「学校なんて良いんじゃないか?今ならだれも居ないし体を休めるくらいできるはずさ」
カツオ 「そうだな、そうしよう」
281 名前:
中島 「磯野は抜け道詳しいからなー」
保健室
中島 「ここならベットもあるし、体を休めるにはもってこいだろ?」
カツオ 「ああ・・・」
中島 「・・・磯野。疲れてるんだろ、今のうちに眠っておいたほうが良いよ」
カツオ 「でも・・・」
中島 「見張りは僕がしておくからさ。」
カツオ 「・・・ごめん。じゃあちょっとだけ眠る」
287 名前:
カツオ 「うん・・?」
カツオ 「・・・話し声?外からか?」
中島 「今なら確実に捕まえられるよ。タラちゃん」
タラ 「ご苦労ですー」
298 名前:
ガタッ
カツオ 「しまった!」
中島 「磯野!起きていたのか!」
カツオ 「に、逃げなきゃ・・・!」
中島 「逃がさないぞ!磯野!」
タラ 「まぁまぁ、中島君。学校は既に包囲してあるですー。逃げ場は無いですー」
302 名前:
カツオ 「だめだ・・・出口は全部固められてる・・・」
タラ 「カツオ兄ちゃーん、どこですかー?」
カツオ 「逃げなきゃ!逃げなきゃ!」
タラ 「カツオ兄ちゃーん、僕御本読んで欲しいですー出て来てくださーい」
305 名前:
カツオ 「・・・もう、だめだ」
タラ 「カツオ兄ちゃん、ここにいたですか。探したですー」
カツオ 「く、来るな」
タラ 「それ以上行ったら落ちちゃうですよー?まぁ僕はそれでも構わないですー」
308 名前:
315 名前:
タラ 「やっと諦めてくれたですかー」
カツオ 「殺す前に教えてくれないか・・・ワカメもタラちゃんがやったのかい?」
タラ 「あぁ、あれは違うですー。ワカメお姉ちゃんが勝手に死んだですー」
タラ 「最初にママを『変えた』んですー、ちょうどその時ワカメお姉ちゃんに見られちゃったです」
カツオ 「『変える』・・・?」
タラ 「それでパニックになったワカメお姉ちゃんは走って逃げたですー。でもつまずいて頭をゴツン!しましたー」
319 名前:
カツオ 「タラちゃん・・・君は一体・・・」
タラ 「僕ですかー?宇宙人ですよ?」
カツオ 「宇宙・・・人・・?」
タラ 「信じられないですー?でも本当ですー僕は地球を侵略しに来た宇宙人ですー」
323 名前:
タラ 「ああ、その子ならとっくに死んでるですー」
カツオ 「え・・・」
334 名前:
カツオ 「・・・そんな」
タラ 「みんなには感謝してるですー。幼体でまだ大した力のなかった僕をここまで育ててくれたですー」
カツオ 「・・・」
タラ 「質問は終わりですー?じゃあさよならですー」
341 名前:
◆サザエさん強さランク草案29版◆
SS級 開悟フネ TARA 最終波平 神歩イクラ
S級 アナコ゛完全体 新型サフ゛カスタム リミッター解除波平 覚醒マスオ ササ゛エ
AA級 全盛フネ 完全本カツオ 海平
A級 フネ 波平 サケオ ノリオ マスオ 開眼中島
B級 カツオ アナコ゛ イササカ 全盛オカル PC西原
C級 中島 花沢 先生 サフ゛ リミット早川 酩酊裏爺
D級 ノリスケ タイコ リカ タラオ ウキエ 裏爺 使役タマ 部長 橋本
E級 オカル 西原 ワカメ 甚六 ハチ タマ
F級 早川 カオリ 堀川
ランク外 神憑依ササ゛エ サイコ(主婦融合) 八百屋
保留 全盛裏爺 イクラ 中島祖父 マスオ母 無限覚醒マスオ
○資料として用いるのは基本的に原作(現在連載中)のみだが、やむを得ず
それ以外を参考にするときは、劇場版>別冊>アニメ>海外作品>ゲーム
の順とする。全て公式のものに限り、同人雑誌等の非公式なものは認めない。
○目標は相対的な序列の決定であり、直接対決の結果が反映されるとは限らない。
○作品内で矛盾がある場合、戦闘描写>公式設定>第三者の台詞>本人の台詞
の順で優先する。ただし、合理的な無矛盾解釈が可能な場合はその限りでない。
○仮想戦闘を行う場合は1対1とし、相手の能力は知っているものとする。
342 名前:
タラ 「な・・・?」
カツオ 「え・・・?」
タラ 「痛いですー!誰ですかー!」
???2 「ほう、頭を打ち抜いても死なんか・・・」
タラ 「何者ですー!?」
???2 「MIBだ」
362 名前:
_____
/ ゝ
/ ゝ
/ / ∨∨∨∨\
|/ | <ハーイ!
(6 ´ っ` |
| ___ |
\ \_/ /
\___/
カツオ 「イクラちゃん!?」
タラ 「イクラちゃん・・・そうだったですかー。今まで気づけなかったなんて不覚ですー」
イクラ 「それはお互い様だ。まさか赤ん坊のときから摩り替わって潜伏してたとはな・・・」
タイコ 「でも、最後にボロを出したわね」
カツオ 「タイコさん!」
ノリスケ 「君はカツオ君を捕まえる為に暴れすぎたのさ」
カツオ 「ノリスケ叔父さん!」
イクラ 「それにベラベラと喋っている間に辺りは鎮圧させてもらった。あとはお前を消せば終わりだ」
381 名前:
パン!、パン!
タラ 「うあぁああぁぁ!」
カツオ 「タラちゃん!」
タラ 「痛いですー、足が動かないですー・・・カツオ兄ちゃん助けてですー・・・」
カツオ 「・・・タラちゃん」
タラ 「痛いですー痛いですー」
ノリスケ 「カツオ君、同情は禁物だよ。そいつは君の家族を・・・」
カツオ 「・・・」
パン!パン!パン!
タラ 「・・・ち、ちくしょうですー・・・・・」
イクラ 「・・・死んだか」
392 名前:
カツオ 「終わったって・・・父さんや母さんは!?中島達は?」
ノリスケ 「それは・・・」
イクラ 「奴らは人の内臓を抜き取り、その中に寄生する。寄生されたものは助からんよ」
ノリスケ 「ボス!そんな言い方って!」
イクラ 「・・・いくぞ。町の再編作業が残っている。」
タイコ 「はい、ボス」
カツオ 「うぅっ・・・」
ノリスケ 「・・・カツオ君、このペンの先をよーく見て」
カツオ 「・・・え?」
ピカッ!
ノリスケ 「大丈夫だよ。目が覚めたら、「日常」が戻ってきているから」
398 名前:
それは『勢いだけでスレを立てちゃいけない』ってことだ
もうこれ以上彼のような被害者を作っていけない
404 名前:
軽 「カツオー!早くしないと学校遅れるわよー?」
カツオ 「わかってるよ、母さん」
うきえ 「カツオちゃん、そんなに急いで食べると」
カツオ 「むがっむっがが」
うきえ 「ほら、言わんこっちゃ無い。はい、お茶」
カツオ 「ぷはー、助かった。じゃあいってきまーす!」
軽 「カバン忘れてるわよ!甚六!」
カツオ 「甚六?母さん息子の名前間違えないでよ。僕は伊佐坂カツオだよ?」
軽 「そうね、ごめんなさい。・・・おかしいわね、息子の名前間違えるなんて・・・」
423 名前:
タッタッタッ、ドンッ
ノリスケ 「大丈夫かい?キミ」
カツオ 「すいません!急いでて・・・」
タイコ 「怪我は無い?」
カツオ 「だ、大丈夫です!それじゃ!」
ノリスケ 「ボス、なにも僕達の記憶まで消すことは無いんじゃなかったんですか?
イクラ 「これで良いんだ。俺達はこの町を去るんだからな」
ノリスケ 「え!?どういうことです?」
431 名前:
イクラ 「侵略者の存在に気づかなかった無能は用なしってことだ」
ノリスケ 「そんな・・・!今回のケースは異例中の異例です!ボスの責任じゃ!」
イクラ 「組織である以上、責任を取るものは必要だ。」
タイコ 「まぁ良い休暇と思えば良いじゃないの」
イクラ 「そういうことだ、行くぞ」
441 名前:
カツオ 「ただいまー!」
軽 「おかえり、カツオ。おやつ棚に入ってるわよ」
カツオ 「はーい」
カツオ 「・・・おやつも食べたし、すること無いなー。僕っていつも放課後なにしてたんだっけ・・・?」
カツオ 「いつも誰かと遊んでたような・・・でもそんな親しい友達いないよなー」
カツオ 「なんだろ・・・なんか・・・・・寂しいな・・・」
END
カツオ 「母さん、この空き家って誰が住んでたの?」
軽 「さぁ?私がここに住みはじめた頃はもう空き家だったよ」
カツオ 「へぇーちょっと探検してこよう!」
がちゃ!がちゃ!
カツオ 「カギが掛かってる・・・そりゃそうだよな」
カツオ 「・・・このポスト・・・この下に確か・・・あった鍵だ」
カツオ 「・・・なんで僕こんな事知ってるんだ?」
がちゃ
カツオ 「お邪魔しまーす」
ポロ
カツオ 「・・・涙?・・・なんで僕泣いてるんだろう」
カツオ 「涙が・・止まらないよ・・・」
ニャーン
カツオ 「え?・・・猫?」
ニャーン
カツオ 「・・・ここ、お前の家なのか」
ニャーン
カツオ 「でもここは空き家だぞ、食べ物もないだろ。!」
ニャーオ?
カツオ 「・・・そうだ、お前家においでよ!大丈夫、母さんもうきえ姉さんも優しいから、お前を飼うこと許してくれるさ」
ニャーオ!
カツオ 「そうだ、名前つけなきゃな。・・・うーん、タマ!お前は今日からタマだ!」
おしまい
489 名前:
494 名前:
そこら辺から狂ったの?両津あたりから?
498 名前:
どう頑張っても最終的にカツオが死ぬENDしかないことに気づいたとき
両津は他作品のキャラを出すことで
???達の正体を絞らせないようにしたかった
506 名前:
\ヽ, ,、
`''|/ノ
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、)
.|
/ ,、
/ ヽYノ
.| r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
ヽ, ,r .|
ヽ,r'''ヽ!'-‐'''''ヽ、ノ
,,,..---r'",r, , 、`ヽ、 ヾ
ヽ、__/ ./ハレハ i`ヽ、 `''r`ミ_
.レ//r,,,、 レ'レハヾ, L,,_ `ヽ、
"レ, l;;;l l;;;l`i.リレ' リ ̄~~
ヽ、 ワ `"/-'`'`'
`''''''''"
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
515 名前:
日常生活に忍び寄る、怪異。救いようの無い終わり、いいよねー
だからBAD ENDのところでカツオが死んだって終わりも好き
じゃあなお前ら、いい悪夢見ろよー
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